ゲイにも昔から人気のKylie Minogue(カイリーミノーグ)のライブが14年ぶりに日本でも開催されるということで楽しんできました!
今回はライブ当日の会場の雰囲気や感想を含めてまとめたいと思います。
※この記事はライブのネタバレを含みます。
Tension Tour 2025の詳細

世界的ポップアイコン、カイリー・ミノーグの約14年振りの来日公演です。
2025年3月12日(水)、場所は東京の有明アリーナで行われました。開場は17:30、開演は 19:00でした。公演時間は2時間で終わったのは21:02くらいでした。
カイリー・ミノーグにとって2011年以来最大規模のツアーとなるワールド・ツアーで、カイリーの母国であるオーストラリアで幕を開け、3月、アジアを回る予定です。
このまま世界中を何ヶ月にもかけて巡る大きいライブツアーです。
有明アリーナはアクセスが悪いため要注意

有明アリーナはコロナ禍のなかオープンした比較的新しい大きめの会場です。最近できたとは思えないくらい動線も悪く、アクセスもかなり悪いので要注意です。
最寄駅がどの駅も遠いこともあってバスを利用することがほとんどなんですが、バスが遅延する上に難しいです。
僕もライブが開演するのが19:00、開場が17:30と知っていたので早めに18:00には到着するように向かいました。
しかし、勝どき駅からのバスは激混みでバス停で待ってる間もバスは遅れてくるのに満員で3人しか乗れない…みたいな状況で4,5本バスを見送るほどでした。
結局会場に到着した頃すでに18:45とかなりギリギリの時間になってしまいました。
有明アリーナは入場するにもなぜか大回りして入場しないといけない、封鎖されてる道が多いこともあってかなり前もって行くことをお勧めします。
アリーナ席は正直良い点も悪い点もある

今回のカイリーのライブではS席のチケットを買ったんですが、有明アリーナでは初めてのアリーナ席でした。アリーナ席は身長が低い人にとっては正直近くても見えなくなるというデメリットがあるんです。
なぜならアリーナは平坦になってるため身長が高い人が前にいる場合全く視界に何も見えなくなるためです。
今回僕の席も前の方に巨漢な男性が結構いたのでかなり見えにくかったです。ただし、中央にあるサブステージはかなり近かった上にかなり高くなってたのでかなり近くで見えました。
人によっては目の前が高身長の人という最悪なパターンも考えられるので僕は下手にS席でアリーナならA席の二階席のほうがおすすめです。
カイリーのライブ全体の感想とレポート

19:00を過ぎて少しすると音楽が大きくなりオープニング演出が始まりました。
オープニングは結構あっさりで、14年前のアフロディーテツアーの時と比べるとかなりシンプルに感じました。ライブの構成は大きくアクト5までとアンコールの6つの構成でした。
まずアクト1の感想から

- Lights Camera Action
- In Your Eyes
- Get Outta My Way
- What Do I Have to Do?
- Come Into My World
- Good As Gone
2曲目In Your Eyesから「これじゃよこれ」というカイリーの良さを味わいながら浸ってるとスパッと始まるGet Outta My Wayには痺れました。
この曲、元々AphroditeのCDでもそこまで注目してなかったんですが当時見たライブでかなり好きになった曲なので気分がかなり爽快になって今持病が悪化してて体調が悪いことも忘れられ始めました。
What Do I Have to Do?は恐ろしいことに1993年の楽曲で32年前です。原曲はレトロ感満載なんですが、ライブでのアレンジはうまく原曲を崩さず現代風におしゃれなサウンドに仕上がっています。
MVがアーティスティックで有名になったCome Into My Worldは生で初めて見ましたが、妖しい曲調とセクシーな歌い方とアンニュイ雰囲気に酔いしれました。
アンニュイ雰囲気のままGood As Goneでメリハリのあるチルとハイテンションの間を行ったり来たりしながらSpinning Aroundでまた身体が勝手に踊り出す気持ちよさでした。
アクト2の感想

- On a Night Like This
- last night i dreamt i fell in love(Alok & Kylie Minogue cover)
- Better the Devil You Know
- Shocked
- Things We Do for Love
- The Loco-Motion
On a Night Like Thisはアフロディーテツアーでも感動して泣くほど豪華なアレンジに感動したあのアレンジでした。この曲ってライブだと神々しさがずば抜けてると思うんですよね。
Better the Devil You Knowも僕の中でカイリーの曲といえばこれ!というほど明るくて好きな歌です。手を広げて踊り出したくなるよう。
Shockedの80-90sの雰囲気のままThings We Do for Loveはかなり美しかったです。そのまま懐かしすぎるThe Loco-Motionだったので新曲も交えながらレトロな雰囲気を流れるように作ってたのが気持ちよかったですね。
アクト3の感想

- Hold On to Now
- Turn It Into Love(Audience Request – Shortened)
- Where the Wild Roses Grow(Nick Cave & the Bad Seeds cover) (Snippet)
- Say Something
- Supernova / Real Groove / Magic / Where Does the DJ Go?
開幕からHold On To Nowとtensionの中でも僕が結構お気に入りの曲でからまた川から自分の体が心地よく流れて行くような気持ちよさです。神経痛による身体の痛みもこの頃からすでに忘れられていました。
この曲から中央のサブステージに現れたカイリーは即興でリクエストに応えるようにしてTurn it into Loveを披露していました。
日本ではこの曲はWinkがカバーしたことからも認知度が高いでしょう。即興のアコースティックアレンジでしたが、めちゃくちゃよかったですね。
アクト4の感想

- Confide in Me
- Slow
- Timebomb
- Edge of Saturday Night
Confide in Meは怪しく壮大な曲で、そのままSlowへ。この曲結構、ライブでもやってる曲なんですが結構いつもアレンジがきつめで…原曲に忠実なアレンジでめっちゃよかったです。
後半に衣装を脱ぎ捨ててからアップテンポにアレンジしてるのも良かった。
Timebombも大好きな曲なのでここでテンションが上がってしまい、ついつい飛び跳ねてしまいました。Edge of Saturday NightはMadonnaとのコラボ曲で、原曲よりもかなり重低音が効いててすごいしびれました。
アクト5の感想

- Tension
- Can’t Get You Out of My Head
- All the Lovers
アクト5の3曲はもう豪華すぎでした。Tensionはさすがツアータイトルになるだけあって演出、映像がおしゃれで派手じゃないのにぐっと入り込めるライブ映えする曲でした。
Can’t Get You Out of My Headはカイリー・ミノーグの中でも一番売れた曲なので、会場も大盛り上がり。ら〜ら〜ら〜♪という声が会場に響いていました。
ラストは予想通りのAll the Loversです。この曲本当に平和な気持ちになるし、心がすっと明るくなるから大好きです。
アンコール

- Padam Padam
- I Should Be So Lucky
- Love at First Sight
アンコールは2023年に大ヒットだったPadam Padamです。この曲、めっちゃ派手じゃないのに本当に曲になるメロディとフレーズ。その大盛りあがりのままI Should Be So LuckyからのLove at First Sightでフィナーレ。
Love at First Sightのアレンジもすごくよかったし、最後まで本当に楽しい明るいライブでした。
Kylie Minogueのライブ「Tension」の感想

Kylie Minogueのライブ「Tension」は有明アリーナにて公演時間は約2時間でした。めちゃくちゃ大満足。こんなに素晴らしいセットリストある!?っていうくらい色々な時代のヒットソングと最近のアルバムを融合させてて本当にお腹いっぱい。
本当に良いコース料理を食べたような心地よさでした。
ライブ会場にはゲイの人も多く、会場入りしたときにキスしてる男同士の人も居ました。
とにかくずっと乗れる曲が多いし、明るい曲が多くて、この日実は体調が悪く神経痛で全身痛くてつらかったんですが…ライブ中は痛みを忘れて楽しみました。
最後までお読みいただきありがとうございました!Xアカウント(@Gay_husky)もあるのでよかったらフォローお願いします!
SNSでのシェアやコメントはお気軽に!クリックだけで応援につながるので「にほんブログ村」「人気ブログランキング」のクリックをお願いします!