こんにちは!ゲイでブログを書いてる平凡なサラリーマン、のびのびハスキー(@Gay_husky)です!
今回はただのゲイリーマンの映画感想となります。
このブログで書いてもゲイ向け映画じゃないしなあと思いながらも、どうしてもこの熱い気持ちが抑えられず文章にしていしまいました。
今回は人生初映画館で5回も見てしまったロングラン上映中のRRRについてまとめました。
最後まで読んでもらえるととってもうれしいです!
5回も!?それはかなりハマってるね!!ロングランの映画で有名人とか著名人が評価してるっていう話は聞いたことあるよ。
大体よく見て2回なんだけど、人生初だよ(笑)
外国だとスピルバーグ監督やJ.キャメロン監督も絶賛してるね!
口コミで知るインド映画の「RRR」
RRRって今はテレビでも特集されたりSNSで結構話題になってたりするんですが、僕が知った11月頃はまだ全然話題にもなってませんでした。
RRRは10月21日に日本では公開されたんですが、テレビCMやYouTube広告などもなく宣伝が全然ない映画でした。
しかし、先行して公開されていた海外では超話題でアメリカの劇場ではスタンディングオベーションが起きてるほどで話題沸騰でした。
そんな中、僕は海外出張もしている友達からインド映画って見たことある?と言われて勧められたのがRRRでした。
タイトルもRRRって謎だし、インド映画っていうこともあって興味が少しずつ湧いてきました。
インド映画って歌って踊るんでしょ?
インド映画を勧められても、結局は歌って踊ってって感じなんでしょ?って思ってました。
でもその話をしてると「それって日本の映画は侍や武士の歴史ものしかないって言われてるのと同じだよ」と偏見を指摘されてしまいました。この論破はパンチが効いてました。
日本の映画は侍だけって言われると嫌なのに、自分はインドの映画に対して同じようなことを言ってたんですよね。
SNSでよく観るインド映画と音楽をあわせた笑える動画でしか見たことないけど、全編通じてインド映画を見たことないので僕の中で偏見が生まれてしまっていました。
人から勧められたら試してみる!これは人から好かれる鉄則なのでさっそくRRRを見にいくことを決めました!
RRRの3時間はあっという間
映画好きの友達を半ば強引に誘って新宿ピカデリーにRRRを見に行きました。
当時新宿ピカデリーにはラージマウリ監督のサインや、主演二人のサインが飾ってあって「名前長いんだなあ〜」って思うくらいで観る前はスルーしていました。
しかし、映画が始まると…ずっと大興奮。素晴らしい音楽、2分に1回は訪れるクライマックス、涙する友情、胸に熱く突き刺さる信念。
とにかくずっと目が離せなくて、3時間で1度もトイレに行きたいと思う瞬間がなかったのははじめてでした。
見る前はRRRって3時間!?ありえないんだけど!
トイレやばそうって思ってたのが嘘のようにエンドロールまで目が離せず劇場にライトがつきはじめてから「あっトイレいきたい」って思いました。
観る前にチラ見したサイン入りのポスターを帰りにみんな撮影してたので僕も興奮気味に撮影しました。
舞台は1920年のインドでイギリス領だった頃の話
日本って島国だし、外国の領地になったことがない珍しい国ですよね。
だからあんまり国民も捕虜になったりしたらどうなるんだろう…とか占領されたあとってどうなるんだろうっていうイメージがわかないと思うんですよね。
だからこそ歴史背景としてもRRRは興味深かったです。
インドなんて人が多いから全員で立ち向かえばイギリスに勝てたんじゃないか?と思ってしまいますが、実際には武力や暴力で人々の心はすっかり闇に落ちてしまうんですね。
そんな1920年のインドを舞台にしている映画なのでRRRはそういう時代背景を感じながら観るのも個人的には興味深く、愛国心も大切だなって思う映画でした。
RRRはタイトルカードが表示されるときに英語で表示されますが、はRise(蜂起)、Roar(咆哮)、Revolt(反乱)の略です。
それが日本語訳では「蜂起と咆哮と反乱」と表示されてて「うわー!!!楽しみ!!!」となりました。
最初はthe fiRe,the WateR,という表現があったので水と火と何?って思ったら全然違いました。(笑)
話が止まらなくなる友達との帰り道
映画を友だちと見たあとって帰り道に感想を言い合ったりしますよね。
それってだいたいエスカレーターを降りたりしてる間だけっていうことが多いんです。
しかし、RRRは語っても語っても語り尽くせなくてお互いに話題が止まりませんでした。
あのシーンのあそこって、あれだからああだったんだ!とかお互いに見てるポイントが違うんで、「ええ!だからあのシーンであんなこと言ってたの!?」とか気づかない伏線もかなり多かったです。
火と水もテーマの一つなんですが、色々なシーンで火と水の対比があったり画角でテーマを表現しているシーンも多く、これから観る人には構図などにも注目してみてほしいです!
(参考:インド映画『RRR』予習&復習のためのインドの歴史とインド神話、時代背景などをまとめてみた(ネタバレなし))
おすすめした友達全員が絶賛してくれたRRR
RRRが面白すぎて別の友だちを誘って2回目を観に行きました。
全然乗り気じゃない感じの友達だったんですが…恐る恐る終わったあとに「どうだった?」と聞いてみると「想像してた100倍面白かった」と言ってもらえました!
なんとこの友達とは再度Dolby Cinemaで一緒に観ることになります。
会社や飲み屋、友達にもよかった!とRRRを勧めると、今の所100%みんな面白かった!!と言ってくれています。
会社の後輩はなんともう2ヶ月の間に5回も観たらしく…沼にハマってしまったみたいです。
映画館のチケットが取れないRRR
10月21日公開した映画なので普通の映画だともう上映していませんが、アカデミー賞やゴールデングローブ賞のノミネートによって人気が高くなってきています。
そして最近ではジェームズ・キャメロン監督やスティーブン・スピルバーグ監督も評価していて人気が再燃しています。
興行収入も日本だけで10億円を突破し、復活上映をする映画館がかなり増えています。
一方で新宿など人気のエリアではIMAXやDolbyは全然チケットがとれない状況です。
僕もはじめてDolbyを見たときはチケット発売の0時になってすぐアクセスしたのに全然よくない席しか取れなかったし、友達と並んで取れなかったです。
公開から5ヶ月経とうというのにかなり人気ですが、そろそろ終了する映画館も増えているので絶対映画館で観れる間に観たほうが良い映画です。
ゲイリーマンはRRRを6回目も観るのか
実はこの記事を書いてる最中にRRRがDolby cinemaでまた復活上映ということを知ったので6回目のRRRを観に行きます!
チケットは発売日に観たんですが、なんと3席しかもう空いてなくて…仕方なく前の席になってしまいました。
IMAXやDolbyで観るRRRは格別なのでもしお近くの映画館でIMAXなど上映してたら大チャンスなのでぜひチェックしてみてください。
全国の上映状況は公式Webサイトから探しやすいのでおすすめです。
番外編|ゲイ視点で観るRRRのキュンポイント
さてここまで何らゲイ要素がない感想をつらつらとネタバレしないように書いたんですがここからは超個人的な感想になります。
男の友情ものが結構好きな僕はキュンポイントがいくつかあったのでここに書かせてください。
若干のネタバレもあるので、みたくない方はここから先はスルーしてください!
可愛すぎる無知なビーム
よく主役のラーマ、ビームどっち派?という話になるんですが、僕は断然ビームです。
素朴な性格で普段は可愛い一面がいっぱいあるビーム。でも、いざとなったときの強さや仲間を守る気持ちの強さにキュンとします。
元々ストーリーでも同じ部族の女の子がさらわれることからストーリーが始まるんですが、同じ家族じゃないのにそこまで?!というくらい熱い心をもったビーム。
僕がおすすめするポイントは有名なダンスシーン、Naatu Naatuのときのキュートな表情とコロコロ変わる喜怒哀楽の表情です。
きれいな眼に引き込まれること間違いなしです!
兄貴すぎて全弟の兄貴ラーマ
同じく主役の一人、ラーマ。とにかく男気、男の中の漢です。
信念のために何十年も生きてきて背負うものが大きすぎるラーマ。
とにかくラーマはビームと違って美しい系。キリッとしてスマートな感じなのがラーマ。
ダンスシーンのNaatu Naatuでも弟のようにかわいがっているビームに対して兄貴ー!!!!!と叫びたくなるような心遣い。
とにかく全人類の兄貴、それがラーマです。
かっこいいよー!!!ラーマ兄貴ーー!!!と心の中で叫んでしまいます。
ラーマとビームの距離感の近さにキュン
ビームとラーマは運命的に出会って、友情を築くことになります…。
そんな二人のシーンが友情のシーンなんですが、日本人にはあんまりないような距離感なので個人的には距離感にキュンとしました。
ビームがよくラーマの膝に手を当てたり、見つめあうシーンは二人ともイケメンすぎてキュン!でした。
さいごに
最後までお読みいただきありがとうございました!
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