こんにちは!ゲイでブログを書いてる平凡なサラリーマン、のびのびハスキー(@Gay_husky)です!
同性愛者、ゲイが出てくる小説がたくさんあります。
今回はゲイがテーマになっている、ゲイが出てくる小説をまとめましたので読書の参考になれば嬉しいです!
ゲイが出てくる小説って結構あるの??
結構少ないね。ゲイがメインテーマになっている小説はかなり少ないね。
- ゲイがテーマの小説を探している人
- 同性愛者が出てくる小説が読みたい人
- ゲイの小説が気になっている人
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キッチン/吉本ばなな
学生時代に読んだことがある吉本ばななさんのキッチン。
初めて吉本ばななさんの作品はキッチンでした。文芸って面白い!と思ったのもこの作品がきっかけだったので最初にご紹介させてください!
この作品にはえり子さんというゲイが登場するため今回紹介します。
唯一の肉親であった祖母を亡くし、祖母と仲の良かった雄一とその母(実は父親)の家に同居することになったみかげ。日々の暮らしの中、何気ない二人の優しさに彼女は孤独な心を和ませていくのだが……。(Amazonより引用)
不思議な世界観なのに読んでいくうちにどんどん引き込まれる作品です。
吉本ばななさんは日本人として世界でも村上春樹についで人気がある作家さんですね!
怒り/吉田修一
映画が実写化されて一気に話題になった吉田修一さんの怒り。
ゲイのパートを演じていたのが、妻夫木聡と綾野剛ということもあってゲイの間でもかなり話題になりました。
小説版ではより細かくゲイパートが描かれていて、お墓の前でのシーンは共感することが多くてかなり引き込まれました。
ゲイパートだけじゃなく小説全体としてかなり面白いのでおすすめです。
逃亡する殺人犯・山神はどこに? 房総の港町で暮らす愛子、東京で広告の仕事をする優馬、沖縄の離島へ引越した泉の前に、それぞれ前歴不詳の男が現れる。(Amazonより引用)
映画を見たあと、見る前でも一度小説は読んでほしいと思う小説です!
吉田修一さんの作品にはほかの作品にもゲイが出てくることは結構多いですね!
蝶のかたみ/福島次郎
近親憎悪から四十年以上も音信不通にあった兄弟は晩年になって交流を持つようになる。
哀切なる兄弟の絆を描く作品。
先の『剣と寒椿』を読んだあとでは若干の先入観があったんですが、かなりおもしろく読めた作品でした。
わりとマイナーな作品で手に入れるのは若干苦労します。この作品の中にある、短編の『バスタオル』がよかったです。
ある一時期にしか得ることのできない透明な愛の描写が個人的に良いポイント。
弟の花嫁姿を目撃した瞬間、私は電柱のかげに身をかくした。兄弟そろって同性愛者だなんて…哀切なる兄弟の絆を描く。
蝶のかたみという作品とバスタオル作品が1冊になっています!
バスタオルという作品のほうが人気が高いですね!
YES・YES・YES/比留間久夫
比留間久夫さんの作品はこの作品がはじめてでした。
調べてみるとこの作品で文藝賞受賞作。ゲイ向けの男娼になった少年の青春小説。
全体としてはわり爽やかな印象を持って読みました。
アウトローな設定なのに、不潔感はなく綺麗です。かなり好き嫌いが分かれそうな作品ですが、まあまあ面白く読めました。
売り専てきな場所に働いているのがほぼノンケっていうのがちょっと微妙な設定だったかなあとは思いました。
おそれながら、ぼくらは待ちこがれた――夜の街をさまよう少年たちの、甘く残酷な愛の冒険を描き、新鮮な衝撃と文学性で読書界の話題をさらった注目の長篇。
ブロークバック・マウンテン/ E・アニー・プルー 米塚真治
ブロークバック・マウンテンは映画ではかなり話題になっていましたが、原作があるとは知らず読んでみた作品。
映画は正直、ん〜?とおもうことが多かったんですが、個人的には小説版のほうが好きな作品です。
男社会のカウボーイでの恋愛っていうのが個人的に結構良い設定だと思います。
日本でいうところの武士、現代でいえばガテン系の社会での恋愛、スポーツ界での恋愛のようで禁断な恋って感じですね。
ヴェネチア映画祭グランプリ受賞映画原作。米西部の牧場での二人のカウボーイの運命的な出会い。友情は禁断の愛に変わった。同性愛をテーマに人間の愛の問題を感動的に描く。『港湾ニュース』のアニー・プルーによる映画原作短編。
映画もすごくおすすめですが、小説版も評価が高く要チェックです!
最後の息子/吉田修一
先ほど紹介した怒りに続いて吉田修一さんの作品は2作目です。
最後の息子は3作品の短編集です。
ゲイバーを経営している閻魔ちゃんの家に転がり込んでヒモのような生活をする話など、あっさりした面白い話なのでさくっと読める小説です。
爽快感200%、とってもキュートな青春小説! !吉田修一の第一作品集。ゲイバーを経営するオカマの閻魔ちゃんの家に転がり込んだ「ぼく」。昼過ぎまで寝て、起きたら読書したり散歩したり、ときどきはガールフレンドとデートしたりと、気楽な日々を過ごしているのだが、ある事件を契機に、そんなモラトリアム生活がうまくいかなくなってしまう。「ぼく」のビデオ日記に映っていたものとはいったい――?
第84回文學界新人賞を受賞した、鮮烈なるデビュー作。ほかに、長崎を舞台にした短篇「破片」と長崎の高校水泳部員たちの夏の一瞬を爽やかに描いて、吉田さん自身が「作家としての原点」という「Water」を収録。
爽やかで面白い作品で、普段小説を読まない人でも楽しめる作品です!
二遊間の恋―大リーグ・ドレフュス事件/ピーター・レフコート 石田善彦
ヴァイキングスの名ショートで子持ちのランディは、シャワー室で見たセカンドのアフリカ系のDJの裸体を見てから彼に恋をしてしまう。
そんな自分に戸惑いを隠せず、色々模索するんですが・・・
19世紀末に起きたドレフュス事件を基にして書かれた作品で、前半は同性愛に揺れるランディの苦悶が中心。
途中から同性愛行為が発覚し、醜聞を揉み消そうとするお偉方を記者のゾラが告発する話に変わる。
子持ちで素敵な奥さんがいて、他人に走るランディの身勝手さには感情移入が出来ない。
終わりに一転して世間がランディ達の味方になる所は良くも悪くもアメリカ。
ランディ・ドレフュスは長打力、打率ともに抜群、守備もまた華麗という球界を代表する名遊撃手だ。ある日シャワー・ルームで、鉄壁のコンビを組む名二塁手D・Jの褐色の裸体を見たとたん、体の芯から湧き起こる名状しがたい感情に戦いてしまった―全米をゆるがす大スキャンダルと、一徹老新聞記者ゾラの活躍の始まりだった。
プロのスポーツマンのゲイはもっと大変…それを知れる一作でもあります。
ロング・ゲイン ~君へと続く道~/マリー・セクストン
コロラドの小さな町コーダで、親の店を継いで働くジャレド。小さな町で、ゲイとして生きるのは簡単ではない。
トラブルをおこさないように静かに暮らしながら、自分はこのままひとりで生きていくのだろうと思っていた。
マットが目の前に現れるまでは。
新しく町に越してきた彼は、警官で、ストレートで、そしてジャレドとほとんど一瞬で気が合った。
同じ時間を過ごすうち、ジャレドは自分たちが友人としての一線を越えようとしているのを感じる。だがその先に何か望みがあるのだろうか?
もしなければ二人は友人のままでいられるのだろうか?そして迎えたジャレドの誕生日、運命の夜となったーー。
2010年Goodreads Best M/M Romance部門第一位受賞作品。この作品がマリー・セクストンの本邦初翻訳となる。
一生に一度/小玉オサム
Gメンに掲載されていたというゲイの官能小説です。こういう小説も紹介しておこうと思いましたので紹介させてください。
ゲイが書いている小説だけあって、結構生生しくて僕は好きな作品です。
社会人二年目の若い主人公。学生時代は女の子と付き合うが違和感があり、かといってゲイだという自覚もないままに過ごしてきた。会社の夏休み、空いたジムで汗を流していたら渋い中年男に話しかけられ……。
ゲイ雑誌の漫画もいいけど、僕は結構小説の部分とかライトノベルを読むのが好きでした!
熟れた男の体臭・父の寝袋/想元紳市
最後に紹介するのもゲイ小説です。官能小説もいけるっていう人にはおすすめの一作です。
僕はラグビーとかラガーマンは大好きなので読んでて楽しかったです!
猛暑の最中、自宅の空調が故障したため、妻子を帰省させ、一人家に残った山際晃一。修理にやってきた中年作業員・田上の汗だくの姿から、不意に学生時代のほろ苦くも淫靡な記憶を思い出す。
親しくなったラグビー部仲間の父親は、なんと晃一が昔から憧れていた伝説の名ラガーマン、橋岡泰次だった。
今も変わぬ姿に、晃一の欲望がついに目覚め、やがて思いもよらない体験をすることになるのだが……。
最後に
最後までお読みいただきありがとうございました!
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