今回はゲイリーマンの僕が今まで見てきたゲイがテーマになっている映画を20選でまとめました!
基本的にNetflixなどの配信サービスなどで見れるものとなっています。
ゆっくりと週末はお家で映画を見たいっていう時に参考にしてもらえると嬉しいです!
君の心に刻んだ名前
Netflixで配信されている台湾のゲイがテーマの映画で僕の中では最高の映画です。
絶対にエンドロールまで観てほしいです。
前半はすごく切なくてそういう話で進むのかな?と思いながらも中盤あたりからバーディの気持ちがつかみにくくなりエンドロールまで見たら愛しさが溢れます。シャワールームでの「ごめん」というセリフはとても胸に染みます。
「臆病なのはどっちだ」というセリフがまさにその心情を表しています。
終始美しい映像で、かつ主演の二人がとてもイケメンで引き込まれます。
ブエノスアイレス
香港の巨匠ウォン・カーウァイ監督作品。
アルゼンチンを舞台に繰り広げられる男同士の切ない恋愛や人間模様を描いたラブストーリーです。
胸が張り裂けそうなくらい切ないけど紛れもない純愛。
しかしどんなに振り回されてもウィンの魅力に抗えないファイが、なぜか愛おしくてたまらなかったです。
本作のドキュメンタリー『ブエノスアイレス 摂氏零度』も僕がとってもおすすめの1作です。
後悔なんてしない
韓国のゲイがテーマの映画です。主人公の俳優がとにかく可愛いです。(笑)
韓国映画ならではのドロドロ展開で、衝撃のラストシーンはある意味必見です。
え!?何このラスト…!という衝撃でした。
映画の中でところどころ「ブエノスアイレス」を思い出させるシーンがあるように感じます。車でのシーンや色々なシーンでオマージュされているように感じました。
怒り
ゲイがメインテーマではありませんが、妻夫木聡さんと綾野剛さんがゲイカップル役を演じたことでゲイ界隈でもかなり話題になりました。
僕は吉田修一さんの小説が好きで、怒りの小説を読んだ後だったので映画「怒り」はかなり完成度が高く感動しました。
ゲイを描く邦画は数多くありますが、とてもリアルなゲイを描いていてある意味自然な形を描いていました。
発展場で出会ったりするところなんてかなりリアルですね。
チョコレートドーナツ
ゲイ差別とか育児放棄とか障がい者差別とか、ポップな感じのタイトルからは想像できない重たい内容です。
しかし、重たい内容でありますがそのためよりリアルに感じました。
この作品は全米の観客賞総なめの感動作で、作品のクオリティはとても高いです。
ブロークバック・マウンテン
アカデミー賞最優秀監督賞を含むを3賞を受賞した「ブロークバック・マウンテン」は、1963年に運命の出会いを果たしたヒース・レジャーとジェイク・ギレンホールが演じる2人のカーボーイの友情を超えた物語です。
映像もきれいだし、とても切ないストーリーなんですが、僕は正直に言うとそんなに好きな映画ではありません。
ちょっとあまりにもひどいかなって思うところもあって見る人によって感じ方が違うかもしれませんね。
キングコブラ
完全にジャケ買い、という感じで観ました。
ブレント・コリガン役のギャレット・クレイトンがザック・エフロンとティモシー・シャラメを足して2で割った感じで可愛かったです。
あらすじはゲイポルノのプロデューサー、スティーヴンが未成年のブレント・コリガンに魅せられ作品を撮る。
すると同業のライバル2人も彼を使うと言い出す。諍いの結末はどうなるのか?
Netflixなどでも配信されています♪
King Cobra Trailer – 2016 YouTube予告編
マイプライベートアイダホ
DVDボックスも買ったことがあるマイ・プライベート・アイダホです。
主演は伝説の俳優リヴァー・フェニックス、キアヌ・リーブスです。
若かりし頃の二人はもうイケメンとかっていうよりお美しい。とにかく映像もかっこよくてどのシーンも画になる二人です。
リバー・フェニックスとキアヌ・リーブス共演でおくる青春ロードムービー。ストリートで男娼として生きる青年マイクはある時、男娼仲間のスコットとともに行方不明の母親を探すために故郷アイダホへ向かう。
ムーンライト
初めてLGBT映画がアカデミー賞とったのがこの作品って、素直にすごい!
ただ全てを理解できたかというとそうではなくて、正直答えのないモヤモヤとした気持ちです。
3つの時代には時間差があるのに演じる俳優をそれぞれ見つけるというアメリカ映画界の幅広さを感じる「自然な一人の男の成長期」だと思いました。
ハッシュ!
家族の形をゆるく問うようなコメディで、ゲイカップルと女性の話でとにかく自然体な映画でした。
あらすじは直也と勝裕は、付き合い始めて間もないゲイカップル。
勝裕はカミングアウトはしておらず、どこか自分を卑下していたりもする。
ある時、奔放な女性・朝子に出会い、精子の提供を求められたことをきっかけに、2人の関係は新たな可能性へと向っていく。
ぼくたちのチーム
あらすじ
再婚した父親の都合でラグビー命の寄宿制男子校に編入させられたネッド。ラグビーとは無縁のヒヨワな彼が、なんとラグビーのスター選手と相部屋に…。
LGBTQ+テーマではありますが、ただの要素でしかなくて恋愛映画じゃなく、友情にフォーカスしてる映画です。
ホモフォビアはホモフォビア本人が悪い部分もある。ただホモフォビアという価値観が生まれたのには、色んな背景があることも事実だろうなあと感じました。
ボーイズ・イン・ザ・バンド
この作品に出てくる俳優さんは実際にゲイだとカミングアウトをしている俳優さんを起用しているそうです。
僕の大好きなドラマ「デスパレートな妻たち」にも出ていたチャーリーーカーヴァーがめちゃくちゃ可愛い子で出てます。
ビッグバンセオリーのシェルドンも出ていて、結構びっくりしました。
The Boys in the Band | Official Trailer | Netflix
先に愛した人
あらすじは死んだ父親の恋人で保険金受取人にもなっている自由気ままな若い男と、その事実に激怒する気の強い母親の間に挟まれ、思春期の息子は戸惑いを隠せない。
死んだ父の恋人(男)とヒステリックな母親とその息子の人間ドラマで、終始映像のカラフルなところとたまに描かれるイラストがなんとも可愛い作品です。
前半の淡い色合いとか光の具合が気持ち良かった。部屋の感じとかが良かったです。しかし、中盤から後半が若干だれている感じが勿体ないなと感じました。
OAFF2019『先に愛した人 / Dear EX / 誰先愛上他的』予告編 Trailer
フィリップ、きみを愛してる!
あらすじは、大事故で命を失いかけたIQ169のスティーブンは保険金詐欺で投獄された刑務所で、心優しいフィリップに一目惚れする。この出会いが彼の人生を変えていく―。
フィリップを幸せにしたい一心で、詐欺を繰り返し、念願の2人きりハッピーセレブ生活に突入。しかし、それもつかの間、再び投獄され、2人は離ればなれに。
でも、どうしても“愛してる!”と伝えたい!!嘘にまみれた天才詐欺師スティーブンが思いついた、一世一代の大勝負とは?!
この映画はとにかく明るくて笑えるとても良い作品です。
しかも、なんとこの作品は実話がベースになっているので実際はどこまでがリアルなのかとても気になります。
メゾン・ド・ヒミコ
オダギリジョー、柴咲コウなどの豪華俳優陣が出演の映画。監督は犬童一心。父の恋人である春彦から、父の余命が少ないことを告げられ、ゲイのための老人ホームの手伝いも頼まれる沙織。自分を捨てた父との関係を取り戻す感動作となっています。
「メゾンドヒミコ」はゲイ専用の老人ホームというカオス空間ですが、映画を見た当時と今では少し見え方も変わりました。
本当にもしかしたら自分の老後はこういう老人ホームもあるんだろうなあと今では考えられます。
ミルク
ゲイの権利を訴えた、実在の人物を基にした映画です。
「ゲイの権利を認めれば、ストレートが迫害されるのか」と問うシーンは、世の中の差別や偏見の本質を突いている良いセリフだと僕は感じました。
同性愛者の権利と平等を譲らなかった男の物語。社会知る映画としておすすめしたい映画で個人的には一人で見るべきかなって思う作品です。
パレードへようこそ
1984年~1985年のイギリス”炭鉱夫達”と”同性愛者達”という相容れなそうな人々の交流の物語。
実話だけあって劇的な事が起こらない、特定の人物にスポットをあてていません。しかし、その分各登場人物それぞれがとても繊細に描かれている映画です。
炭鉱労働者のために立ち上がれ!映画『パレードへようこそ』予告編
ウィークエンド
みなさんは、自分の運命を変えるような出会いを経験したことはありますか?そんな、運命の出会いを描いたのがこの映画「ウィークエンド」です。
主人公は心に葛藤を抱えた2人のゲイの青年。そして、描かれるのはたった2日間の出来事という映画です。
金曜の夜、友人たちとのパーティのあと、ラッセルは一夜の相手を求めてクラブに立ち寄る。閉店時間近くに目を付けていたグレンを誘い出すことに成功し、彼と共に帰宅。そして、週末が始まる―。ライフガードとして働く孤児のラッセルと、アーティストを目指す皮肉屋のグレン。
お互いに欠けていたピースを満たすかのように、2人きりで話をして、愛を交わす。しかし尊いひとときは束の間、ラッセルはグレンからある事実を知らされます。
窮鼠はチーズの夢を見る
日本でも有名な俳優を起用してこういうテーマの映画が作られるようになったんだなあといろいろ感慨深い作品です。
ジャニーズの大倉忠義さんと、成田凌を起用しているっていう時点で必見です。
7年ぶりの再会 突然の告白 運命の歯車が動き出す。
学生時代から「自分を好きになってくれる女性」と受け身の恋愛ばかりを繰り返してきた、大伴恭一。
ある日、大学の後輩・今ヶ瀬渉と7年ぶりに再会。
「昔からずっと好きだった」と突然想いを告げられる。戸惑いを隠せない恭一だったが、今ヶ瀬のペースに乗せられ、二人は一緒に暮らすことに。 ただひたすらにまっすぐな今ヶ瀬に、恭一も少しずつ心を開いていく…。しかし、恭一の昔の恋人・夏生が現れ、二人の関係が変わり始めていく。
9月11日(金)公開/映画『窮鼠はチーズの夢を見る』90秒予告
ミッドナイトスワン
LGBTQ+と育児放棄の問題、2つの課題について巧みに描かれている作品で、現在も上映中です。
トランスジェンダーの主人公と親の愛情を知らない少女の話で、見た目だけでは性別が分からないように、幸か不幸かも見ただけでは分からないですね。
新宿の街の色といい、衣装と良い、小道具と良い、すべてがとてもリアル。草なぎ剛さんが主演を演じてますが、それもまたリアル。
まとめ
日本でもBL(ボーイズラブ)だけでなくゲイが自然に描かれる日が来たら良いなって思います。ゲイがテーマの映画もいいけど、色物ではなく自然にゲイがでてくる時代がきたらいいですね。
今回のゲイ(同性愛)がテーマの映画20選の中から興味があるものがもしあれば嬉しいです♪