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ゲイが断酒3ヶ月やってみた結果

ゲイが断酒3ヶ月やってみた結果
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20代の頃はゲイバー、ゲイクラブ、週末はお酒三昧だったんですが、今年の誕生日から35歳になったし、お酒をやめてみよう!

そんな軽い気持ちではじめた断酒が気付けば3ヶ月経過しました。身体の変化や心の変化など実体験を元に断酒の効果についてまとめていこうとおもいます。

これから断酒をはじめようと思っている人の参考になれば幸いです。

しゅんた

もう3ヶ月も!?絶対続かないと思ってた断酒がそんなに続いてるんだね。

のびのびハスキー

自分自身でも驚いてるよ…まさかこんなに続くなんて(笑)

断酒を始めるきっかけ

ゲイが断酒3ヶ月やってみた結果

断酒を始めるきっかけとなったのは大きく3つあります。

  1. 脳などの健康のため
  2. メンタルのため
  3. ゲイバーにも行かなくなったから

脳などの健康のため

ゲイが断酒3ヶ月やってみた結果

私は以前からニュースや書籍を通じて、飲酒が脳に悪影響を及ぼすことを知っていました。これには科学的な根拠があります。

日本のテレビなどのメディアがお酒を良いものとして扱うのは、スポンサーがあるからです。大企業であるアサヒ、キリン、サントリーなどがスポンサーを務めているため、お酒には健康被害があるにもかかわらず、「少量なら逆に健康に良い」という科学的根拠のない主張がなされることもあります。

「酒は百薬の長」という言葉はよく知られていますが、これは中国の古典から来ており、本来の用途には医学的な根拠はありません。

お酒は少量でもガンに影響を及ぼすと言われていますし、依存性も高いです。その危険性がテレビなどのメディアで伝えられないのは、メディアがスポンサーによって成り立っているからです。

飲酒が肝臓や膵臓に悪影響を及ぼすことは知られていますが、脳にも悪影響があります。国立病院機構によると、飲酒は認知症との関連性が深く、脳が縮小するとの結果が出ています。

以前から大量に飲酒する人には脳が小さくなる脳萎縮が高い割合で見られることは知られていましたが、最近の調査によれば、飲酒量と脳萎縮の程度には正の相関が見られることが報告されています。

ゲイが断酒3ヶ月やってみた結果

すなわち、飲酒量が増えるほど脳が萎縮するということです。一方、飲酒による脳萎縮は断酒することで改善することも知られています。

萎縮以外の影響としては、アルコールが加齢による記憶・学習低下を促進することが動物実験で証明されています。

これらの医学的根拠に基づき、将来認知症になって多くの人に迷惑をかけたり、つらい人生を送ることを避けたいと思い、断酒を始めるきっかけの一つとしました。

またジムで鍛えているのに筋肉をどんどん減らしてしまう飲酒は無駄だなって思ったのもきっかけの一つです。

メンタルのため

ゲイが断酒3ヶ月やってみた結果

お酒は身体だけではなくメンタルにも影響します。実際お酒を飲んだ翌日はなんかモヤモヤしたり、マイナス思考になったり、飲まないとやってられない。

そういう気持ちになることはありませんか?実はお酒はメンタルにもかなり大きな影響を与えることがわかっています。

アルコールは、うつ病や不安障害を引き起こしたり、抑うつ気分を悪化させたりすることがあります。

アルコールを摂取すると、脳機能が低下したり、セロトニンやドーパミンなどの神経伝達物質のバランスが崩れたりして、気分の落ち込みや不安感、イライラ感などが生じます。また、アルコールは眠りの質を低下させるため、睡眠障害も悪化させます。

それでゲイバーで朝まで飲んだ翌日は気分が落ち込んだり、不安感、イライラ、メンタルのゆらぎが発生してしまうのです。

日々の生活でそういう気分の浮き沈みを感じたくないのでお酒をやめようと思いました。

ゲイバーにも行かなくなったから

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ゲイバーに行くのをやめたことも大きな要因です。20代では楽しんでいたゲイバーも、30代になると次第に楽しむことができなくなりました。

そこは結局、若い人たちが楽しむにぎやかな場所で、飲み屋の暗黙のルールや気遣いが面倒になったのです。

気を使わなければならない上、陰口も多い。ちょっと良いと思ったところでも、ありもしない陰口が飛び交い、それを耳にすることになる。

このコミュニティで生活したくないと思い、ゲイバーに行くのをやめました。その結果、お酒がなくても良いと思うきっかけになったかもしれません。

さらに、ノンアルコールでゲイバーに行ってみたら、以前よりもつまらないと感じました。加齢とともに、興味や関心がそこから離れていったということも大きいでしょう。

人の噂話よりも、好きな小説を読んだり、映画を見たり、旅行をしたいという気持ちの方が強いです。その点で、お金を無駄に使うことはないと思います。

断酒を始めて3ヶ月経った現在の状況

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断酒を始める前は友人に話しても「それは無理」「お酒やめられないよ」と言われていました。

実際私もビールを飲むのが好きだし、ウイスキー集めをするくらいウイスキーも好きでした。しかし、辞めてみると案外毎日快適で飲まないほうがメンタルの調子もかなり良い。

気持ちもかなり前向きになるし、浮き沈みがなくて気分のむらがありません。しかも、お酒を飲む機会が減ったことでお金を使うところが自分の好きなことに向いていきます。

読書、映画、旅行、ゲーム、アート、そういうものに時間とお金を使えるようになりました。飲み代ってすごく大きな出費だったんだなあと振り返ってみたらわかります。

しかも、その結果何も得られていないのにもびっくりします。失うばかり、奪われるばかりで、何も良いメリットをお酒が齎してはいなかったのです。

断酒3ヶ月の結果

メンタル面の変化

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メンタル面での変化は先程も伝えた通り大きいです。気分のゆらぎが全然ないので前みたいにお酒を飲んだ翌日に気分が沈んで月曜日の憂鬱を味わうこともないです。

常に気分が前向きになったのでいろんなことにも意欲的になりました。お酒でのメンタル面の改善はかなり大きいです。

睡眠の質もかなり改善した効果もあるでしょう。お酒は睡眠の質も落とす原因の一つを言われているため、睡眠の質が向上したことでメラトニンなどの精神面で大きく影響のある部分が改善されたと実感しています。

フィジカル面での変化

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肉体的な面ではやっぱり朝が辛いということがなくなりますし、朝起きて頭痛があるということもありません。また、ジムでの筋トレの効果も大きく影響しています。

お酒を飲むことで筋肉にも悪影響を及ぼしていたので筋トレしてるのに筋肉がなかなかつかない…そういう原因もお酒だったのかもしれません。

生活習慣での変化

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生活習慣の変化も大きいです。お酒を飲む習慣がなくなったので週末飲み屋に行ったり、ゲイバーに行くこともクラブに行くこともないです。

規則正しく夜は早めに寝るので肌にも良いし、メンタル面でもやはり早起きして陽を浴びるのは良い効果があると実感しています。

身体が軽い

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身体がとにかく軽くなります。朝起きた時のだるい感じがなくなる感覚です。これはお酒を毎日飲んでる人はより鮮明に感じられるでしょう。

すっきりと朝起きられるのでだるくて休みの日は昼までゴロゴロだらだらということがなくなりました。

朝からさっぱりと起きてジムに行ったり、活動的になることができます。

お金が貯まる

ゲイが断酒3ヶ月やってみた結果

飲み代がなくなるので想像していたよりもお金が溜まりやすくなります。例えば毎日缶ビールを2本、週末にゲイバーや居酒屋に行ってたとして計算してみましょう。

缶ビール200円✕5日
ゲイバー5,000円✕1日
居酒屋6,000円✕1日
=毎週合計12,000円

人によってはゲイバーで使う金額や毎週の外食代が異なると思います。

お酒に関連した金額を一度把握してみるのもおすすめです。毎週12,000円は毎月48,000円、1年間でなんと576,000円です。

10年間で5,760,000円です。20歳から40歳まで同じ生活をすると1000万円以上も使ってる計算になります。

ゲイバーやゲイクラブ情報に疎くなる

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ゲイバーやゲイクラブに行かなくなったので、ゲイの噂話にはかなり疎くなりました。

ゲイバーに飲みに行くと「◯◯くんが◯◯らしい」「◯◯っていうお店の◯◯が◯◯って聞いた」とかゴシップが山ほど流れてきます。

その多くの噂話はネガティブなものほど盛り上がります。

その時は自分も一緒になって楽しんでいてもふと俯瞰でみると自分も同じようにネガティブな噂話の一員になっているということもあります。

誰かの悪口を言う人は目の前の人の悪口もどこかで言ってます。

だんだんこういうのにも興味がなくなったので良いですが、ゴシップ大好き!噂話とかゲイトークが大好き!という人にとってはノンアルコールは厳しいかもしれないですね。

断酒を続ける意味

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私は以前から「お酒だけが趣味の人間にはなりたくない」と考えていました。その理由は、若い頃ゲイバーでアルバイトをしていた経験から来ています。その時、週末をゲイバーで過ごすだけのおじさんたちを多く見てきました。

彼らは自分自身の楽しむ趣味がなく、心に穴が開いているように感じていたのかもしれません。その穴を埋めるために、アルコールを飲む。

ゲイバーの中で賑やかな雰囲気を享受し、そこで居場所を見つける。そのような生き方が私には辛く感じられ、それを避けたいと思うようになりました。

ゲイバーは、お金を使わなければつながりを持つことができない場所です。店員やママを”友達のように”考えていても、それはあくまでお客とお店の関係です。

お金がなければ楽しむことはできません。お金を通じて結びついている関係は不必要だと感じ、そこから距離を置くことにしました。

さらに、断酒はメンタル面やフィジカル面でも大きな効果をもたらしています。そのため、今では断酒のメリットを強く感じており、これからも断酒を続けていくつもりです。

まとめ

ゲイが断酒3ヶ月やってみた結果

35歳のゲイの私が断酒を始めて3ヶ月経過した結果、肉体的・精神的な健康状態が大幅に改善し、生活習慣も変化したことがわかりました。

断酒の動機は脳健康、メンタルヘルス、ゲイバーへの訪問頻度の減少など。断酒後、気分の浮き沈みがなくなり、筋トレの効果が上がり、生活リズムが整いました。

また、飲酒による出費が減り、好きな趣味に時間とお金を使えるようになりました。

断酒は肉体的・精神的な健康状態の改善、生活の質の向上に寄与し、今後も続ける意志が私にとってはあるので続けていこうと思います。

次回は何ヶ月後の結果になるのかお楽しみですね!

※Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています。

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