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人生で初めての新宿二丁目でゲイバーやゲイクラブに行った時の話

人生で初めての新宿二丁目でゲイバーやゲイクラブに行った時の話
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こんにちは!ゲイでブログを書いてる平凡なサラリーマン、のびのびハスキー(@Gay_husky)です!

初めてゲイバーに行く時、初めて新宿二丁目に行く時、初めてゲイクラブに行った時、その記憶は今でも鮮明に覚えています。

今回は初めてゲイタウン新宿二丁目に行った時の体験談を記事にまとめました。最後まで読んでもらえると嬉しいです。

しゅんた

初めてゲイバーとかゲイクラブに行くときってすごい緊張するよね!

のびのびハスキー

僕は今でも新しいゲイバーやゲイイベントに行く時は緊張しているよ(笑)

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初めてのゲイバーは年上ゲイと

初めてのゲイバーはMixi(ミクシィ)で知り合った年上のゲイの人とでした。

当時はTwitterやInstagram、9monsterなどのゲイアプリもなかったのでMixiでつながって色々やり取りしてから何度か会うようになったゲイの人でした。

その人は月1回〜2回くらいのペースでゲイバーに飲みに行く人だったみたいです。

ある日一緒に遊んでいるときに「ゲイバーが気になってる」という話をしてみると「じゃあ今度行ってみる?」と誘ってもらって行くことになりました。

ゲイバーにまだ行ったことない僕は想像がどんどん広がっていきました。

当時TouTubeもまだなかったのでどういう場所か全く映像ではなくて、勝手に女装の人がいるのかな?

とかオネエばっかりなのかな?

と1週間後に迫るゲイバー初入店日までドキドキとワクワクが止まりませんでした。

ゲイバーのドアを開ける前はドキドキが止まらなかった

当日になり、その当時一番オシャレだと思う服をシャワーを浴びたあとに袖を通し、髪をばっちりセットした僕は年上ゲイの友達と待ち合わせ。

予定より30分も早く着いてしまって気合が入りすぎていました。

この日はお互い家でご飯を食べてきてたので、友達がやってくるとさっそくゲイバーへ。

だいたい時間は21時ころでした。

新宿二丁目はこっそりと夜通ったことがあったんですが、土曜日の21時はこんなに人が多いのかと本当にびっくりしました。

そこら中にイケメン、男前、可愛い人・・・これが全部ゲイ!?とキョロキョロしまくっていました。

友達に笑われて「前見て歩こうね」と言われて自分がキョロキョロしてることに気づきました。

のびのびハスキー

ちなみに当たり前ですが、新宿二丁目にいる人全員がゲイっていうわけではないです!

ゲイバーのドアの前で心臓がバクバク!

新宿二丁目のとある雑居ビルの中にゲイバーがたくさんありました。

こんな小さい建物に!?みたいな少し古びたビルにたくさん看板が並んでいました。

「ここだよ?」とその友達に指さしてもらって、扉の前に…。

「じゃあハスキーくん開けてみて(笑)」と笑いながら言われて心臓が口から出そうになりながら、手に汗を握ったままドアを開けました。

初めてのゲイバー体験

扉を開けると「いらっしゃいませ〜!」と元気な声が聞こえてきました。

中に入るとカウンターとボックス席がある店内にはすでにお客さんがたくさんいて、カウンターの中に2人、ボックス席に1人スタッフさんらしき人が居ました。

さきほどの「いらっしゃいませ」の声はこの3人でした。

僕はまず拍子抜けしたのは全然女装が居ないし、The オネエ!!って感じの派手なゲイも居なかった点です。

当時テレビで見るおすぎとピーコとか、山咲トオルみたいな人が居ない!とびっくりしました。

普通なお兄さんが働いてるんだ…とこの時すでにカルチャーショックでした。

ゲイバーのママの見た目は超野郎系

ゲイバーのママっていうと女装、オネエという印象でしたが実際にこの日会ったママさんは短髪に髭でアスリートな見た目でした。

店子と呼ばれる二人のスタッフさんも短髪系で素朴な可愛い人でした。

当時ストリート系が流行っていたのでB-BOYな見た目でした。

のびのびハスキー

B-BOYって今は死語ですよね…(笑)

会話もしやすくて初めてたくさんのゲイと話せた

はじめましての時はすごく緊張したんですが、ママさんや店子さんがとても優しく親切で話しやすかったです。

しかも、途中途中に冗談やおもしろ話もあってすぐに馴染むことができました。

常連のお客さんが中心で、隣に居る常連さんも「初めてがこの店!?残念だったね…」と冗談を言って、ママさんが「アンタ!失礼よ!」と突っ込んだりしていました。

人生で初めてこんなに見ず知らずのゲイと話す機会があって僕の心の中でなんかモヤモヤしてたところもすっきりしていきました。

こんなにゲイがいるんだというのを実際に見て、安心感もありました。

ゲイクラブにも初挑戦してみることに!?

話が盛り上がっていくうちにママさんから「そういえば今日アネックスでイベントやってるから行ってみたら?」と言われました。

友達も「そうだね。せっかくだし、ゲイクラブも初体験してみる?」と聞いてきたので僕はお酒の力も借りてる今は勢いもあったので「そうだね!行こう!」となりました。

ゲイクラブなんて、この当時YouTubeとか動画のメディアもなかったのでどんなものか全く想像つきませんでした。

初めてのゲイクラブ体験談

ゲイバーをあとにして2丁目の街に再び出るとさらにさっきよりも街にはゲイが溢れていました。

みんなどこか浮かれた表情で笑顔が溢れていて、僕は「みんなが素直になれるのが新宿二丁目か…」と心の中で思いながらゲイクラブに向かいました。

そこは今もあるARTY FARTY The ANNEX(アーティーファーティーアネックス)でした。

ここは本店ではなく店名の通り2号店という位置づけでした。

盛り上がる店内はまるで別世界

ARTY FARTY ANNEXの中に入るとすぐカウンターがあって、店員さんがドリンクを聞いてきて僕は適当なカクテルを注文するとマイクでカクテル名を店内のスタッフに伝えると横から別のスタッフを通じてカクテルを受け取りました。

中はカウンターの後ろにも席があったり、本当にキラキラして見えました。

噴水のようになっているテーブルやミラーボールにDJブース、そして踊ったり話で盛り上がるゲイの多さにもびっくりしました。

おしゃれな人がすごく多くてイケメンもすごく多かったです。

楽しみ方がわからずただ眺めるだけ

みんな踊ったりお酒を楽しむ中、僕は初めてなのでガチガチに緊張していました。

友達に導かれるままテーブルの席に座ってひたすら店内を観察していました。

ノリのいい音楽に合わせてワイワイと騒ぐ人たち…ここがゲイクラブなのか…僕は今日ゲイバーとゲイクラブ両方を初体験したのでもうお腹いっぱいで放心状態でした。

友達はたまに友達が居たのか席を立ったり戻ったりを繰り返していました。

僕を紹介してくれて、挨拶することもあったんですがこの時僕の頭はもうパンクしてたのであまり覚えていません。

ゲイクラブはキラキラしていた

とにかくゲイクラブはキラキラしていました。

そこにいる人、そこで楽しむ人みんながなんか輝いて見えました。

大げさかもしれないんですが、ノンケの世界しか知らなかった僕はゲイでもこうやってみんなで楽しむこともできるんだ。と感動していました。

セクシャルマイノリティで生きてきたので自分を隠してずっと生きてきた分、こうしてゲイであることを隠さなくて良い空間はとても良いものに思えました。

この日はゲイクラブも1,2時間で出ることにしました。友達はこのあとも飲む。ということだったんで僕は一人電車へ。

この日は人生でとても大切な日だったと今でも覚えています。

最後に

初めて新宿二丁目に行ったとき、ゲイバーに行った時、ゲイクラブに行ったときってみなさんは記憶していますか?

僕は今でも鮮明に覚えていて、ARTY FARTY THE ANNEXの前を通るとあの時のキラキラしたシーンが脳裏をよぎります。

まだ全然ゲイとしてイケてなかった自分の当時も思い出してちょっと恥ずかしい気持ちになりますが、僕にとって新宿二丁目に行ったのは本当に人生の良いポイントでした。

今はスマホのアプリが発達してゲイアプリやSNSで出会う人が多いですが、僕がまだ二丁目に初めて行ったときはそんなに便利ではなかったのでゲイバーやゲイクラブでの出会いも盛んでした。

ゲイクラブやゲイバーも今よりもっとゲイで溢れていたような記憶があります。

また近々ARTY FARTY ANNEXには久しぶりに行ってみようかなと思っています。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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