※2021年春から東京都南新宿検査所は東京都東新宿検査所に移転しました。
ゲイの間で話題にもなるし、知識を持っている人も多いHIV・梅毒という性病。2021年は梅毒が全国的に大流行していて、検査の重要性が高くなってきています。
今回は新宿駅近くにある東京都東新宿検査所へ無料でHIV・梅毒の検査を受けてきたのでその時の体験談を記事にまとめました。
HIV・梅毒の検査ってどれくらいのペースでいくものなんだろう?
僕は行為がなくても習慣的に1ヶ月〜2ヶ月に1回行ってるよ!
HIV・梅毒などの性病はゲイにとってはかなり身近
ゲイであると性病とは身近な存在です。同性間での性病の流行は昔から続いています。
ゲイが性病にかかりやすいというよりは直腸などの粘膜接触が感染経路として感染しやすいことも要因になっています。
またアンケートなどの調査でもコンドームを使わないゲイも多いということがわかっています。
年々増えてくるもので、僕の周りにもHIVになったゲイの友だちは少なくありません。そのほか梅毒などをはじめとする性病にかかったというゲイも最近よく聞きます。
ちなみに昔、HIVは同性愛者の病気と言われていた歴史もあります。しかし、ご存知の通りセクシャリティは関係ありません
ゲイだけどHIV・梅毒の検査は久しぶり
あまり活動的じゃない僕は残念ながら一人で旅行することも多く、あまり人との接触がありません。そのため正直、性病になるような行為はありません。
しかし、とはいえ検査って定期的に受けたほうが安心できるし治療も早いほうが良いという話を聞いてネットで調べると無料で検査できる機関がたくさんあることを知りました。
東京だけでなく色々な都道府県で無料検査は行っているので気になっている人は「全国HIV/エイズ・性感染症 検査・相談窓口情報サイト」を参考にして調べてみてください!
ゲイの間で流行ってるPrEPを飲むために検査
ゲイの友だちから「PrEP(プレップ)という薬があってそれがHIVの予防薬になるから、それを飲めば心配も少なくなるよ!」と教えてもらいました。
そんな良いものがあるならなんで市販薬にしてくれないんだよ!と思いながらPrEP(プレップ)について調べてみました。
PrEP(曝露前予防内服)とは、性交渉する前からHIVの薬を内服し、HIV感染のリスクを減らすというHIVの予防方法です。
英語の頭文字をとって、PrEP(プレップ)と呼んでいます。
- 99%HIVを予防できる(薬物静注は74%)
- 適応条件はHIVに非感染などがある
- 病院で処方もしてくれる
- ゲイの多くは個人輸入して海外で買っている
- 1日1回飲むだけで良い
- 1日あたり100円以上かかる
- 感染後に飲むのは危険だからNG
すごくざっくりですがPrEP(プレップ)についてまとめると上記のようなことがわかりました。
まずは検査を受けて性病に感染していないことが条件となるので服用を考えている場合は非感染な状態でないといけません。
さっそく東京都東新宿検査所で予約してみた!
予備知識は色々とわかったので、まずはさっそく東京都東新宿検査所で予約してみようと思いました!東京都東新宿検査所はインターネットか電話で予約できるそうです。
ゲイリーマンの僕は電話よりも通勤中にスマホでポチっと予約できるネットでの方法を選びました。
予約サイトは結構UIデザインがわるくて、わかりにくいんでが落ち着いて操作すれば簡単です!
HIVの感染を心配されるような事があってから60日以上経過しているものしか検査ではわからないそうです。さっそく1週間後の金曜日の夕方に予約が取れました。
すべて匿名で検査から検査結果までわかるからゲイでも安心
東京都東新宿検査所はセクシャリティに関係なく誰でもHIV・梅毒などの性病の検査を無料で受けることができます。日本国籍である必要もなく身分証明なども必要ありません。
そのため外国人でも良いし、ゲイでもノンケでもレズビアンでも大丈夫です。
予約すると予約番号が発行されるのでその番号を当日使って検査します。その後、結果もその番号を使って検査結果を知ることができるのでこの番号は大切のようです。
東京都新宿東口検査・相談室では英語(English)、中国語(中文)、韓国語(한국어)にも対応しているので外国人の方でも安心です。
検査当日のゲイリーマン
やっぱり検査当日は正直ドキドキ、緊張しながら東京都東新宿検査所に向かいました。西武新宿駅が最寄り駅で各種JRや地下鉄・メトロからでもアクセスできます。
予約した時間に受付でスマホで予約したときの番号を伝え受付を済ませました。名前や身分証など何も必要ないのが良いところですね。
検査では受付番号が名前の代わりになるので大切にこの時の用紙を保管しておきましょう。
人と対面をしないように仕切られたボックスシートで受付票に記入しながら待っていると、自分の待合番号が呼ばれてさっそく説明を受けました。
無料の検査所なのにすごく丁寧親切
さっそく血液検査のための採血かな!と思ってたら、まずは看護師の方からの検査についての説明などを丁寧に受けることになりました。
検査内容など親切に丁寧に教えてもらって、了承してから隣の部屋に移り採血をしました。
看護師さんたちがすごく優しい方が多くてすごく安心できました。普段通う病院の看護師さんもこれくらい優しかったらいいのになって思うほどでした。
検査当日はこれで終わりです。検査結果は1週間後に時間指定されるので1週間後にまた検査結果を聞きに来ることになります。
1週間後HIVと梅毒の検査結果を聞きに行く
検査の時に渡された用紙を大切に保管しておいて、1週間後また新宿にある東京都東新宿検査所へ向かいました。
前回とは違って受付を済ませた後は別のルートで検査結果を聞くだけの待合室で待ちました。
すぐに自分の番が来たので部屋に入るとお年を召した医者が居ました。書類の準備が終わるとお医者さんの前に座って自分の検査番号を伝えると復唱してもらって検査結果を聞くことができました。
その後隣の部屋に入るとカウンセリング室がありました。検査結果によってはここで色々と相談ができるようでした。
そこでお医者さんから「最近は特に梅毒が増えているから気をつけてね」と言われました。
ゲイリーマンのHIV検査の体験談まとめ
東京都東新宿検査所の受付の方から看護師さん、お医者さんまで皆さんすごく穏やかで話しやすい人が多くて本当にすごく良かったです。
また、HIV・梅毒の検査を受けることで性病に対しての意識も高くなるし危険なことはやめておこう!と改めて認識しました。
僕は東京都東新宿検査所で検査を受けることを今では1ヶ月〜2ヶ月おきの習慣にしています。そういう行為がなかったとしても受けるようにしています。
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- 外国人でもどんな人でも検査できる
- HIV検査を受けることで意識が変わる
- 東京都東新宿検査所は親切丁寧な方ばかり