ゲイとして、サラリーマンとして生きていると感じるノンケ生活のめんどくささ。
小さい頃から隠してきたゲイというセクシャルを、年々めんどくさく感じます。もう言っちゃえばいいかなって思うけど、まだまだ一般的には難しいですよね。セクシャルの説明って理解してもらうまで結構たいへんですもんね。
そんなめんどくさい!って思った瞬間を今回まとめました。
まだまだゲイのカミングアウトは難しいのが現実
10年前、30年前に比べれば世間の理解も随分進みましたが、やっぱりテレビで映るゲイはオネエと呼ばれる少しずれた認識。
実際にはオネエ言葉を使うゲイは少数だし、性的趣向を置いておけば普通の1人の人間です。
男性として男性が好きでも好みはあるからいきなり襲ったりもしないのに、よく襲われそう!と言うノンケも居る。(ゲイでも選ぶし!って内心思いますね)
とにかくまだまだ一般的にはカミングアウトは難しいのが現状だと思います。
飲み会(忘年会、新年会、親睦会)がめんどくさい
とにかく会社や社外の付き合いなどの飲み会が面倒です。
本当は好みの人の話をしたり彼氏の愚痴や恋愛のことを話したいけど、彼氏を彼女と言い換えたり、気になる男の人を女性に置き換えたり。
お酒を飲んでるのに頭をフル回転しないとポロっとゲイだとバレたらまずいから、全然お酒が美味しく飲めない悲しい飲み会。。。
結婚話がめんどくさい
飲み会や、ふとした会社での雑談でも出てくるのが結婚しないの?という言葉。
最近ではセクハラにも当たるため会話は控えられてますが、やっぱり雑談として「当たり前な話題」として突きつけられるのが結婚話です。
結婚しないの?と言われたり子供欲しくないの?と言われても、僕らゲイはまずどっちも実現はとても難しいし、自分が悪いわけではなく一般的な家庭を築くのは難しいのです。
この会話は個人的に年々結構しんどくてめんどくさいです。
同窓会がめんどくさい
個人的に永遠に避けて通っているのが同窓会です。
一度だけ同窓会に行ったことあるんですが、まあなかなかに大変です。
とにかく結婚がゴール地点。という感じな会話が多く、早く結婚しろよー!とか、とにかく結婚結婚です。
結婚してないと可哀想みたいな風潮もあってまあまあ疲れました。ただ、結婚してなくて独り身だけど、使えるお金も自由に暮らせて、たまにゲイマッサージも行けて僕は幸せ!!って言ってやりたかったです。笑
お正月の実家帰りがめんどくさい
両親にカミングアウトしていないゲイにとっては両親に会うのは、嬉しい反面モヤモヤしている部分もあります。
両親はこころのどこかで自分の息子がゲイっていうことは、気づいていることが多いと思います。
そんな中、親戚のおじさんから「ハスキーはいつ結婚するんだ?」なんて話をされたときの気まずさは居心地悪いこと間違いなしです。
両親は苦笑いしている姿に自分は悲しい気持ち。。
なので、僕は帰りたい気持ちもありつつ帰りたくない気持ちもあって、とても息苦しく感じることもあります。
でもいつかは素直に生きてみたい
今はまだまだゲイにとっては生きづらいなあと思うこともありますが、インターネットの普及、SNSやアプリのおかげでゲイの仲間ができて日本はずいぶん生きやすくなりました。
日本もLGBTQの理解も深まって、どんどん良い方向に向かっているんじゃないかなとたまに感じます。
個人的には今の若い世代、僕より若い世代は風が吹くような水の流れにも、さらっと一緒に流れられる柔軟性があるなあと思っています。
僕がおじいさんになる頃には、自分みたいに生きづらく感じるゲイが少なくなってたら良いのになあとたまに思う今日このごろなのでした。